出産予定日を明日に控えていたゼルダが出産した。父親は、クエイカージャックである。2年前に出産したJ胎とおなじ組み合わせである。当犬舎のパッチや徳島のバジの兄弟犬である。
今朝一番の仕事をしに外に出たらピーピーと仔犬の鳴き声が聞こえた。慌てて鳴き声のする犬舎の下にもぐりこみ仔犬4頭を拾い上げた。(写真は出産したゼルダ 3歳9か月)
皆土まみれになっていたが兎に角産湯に浸からせドロをきれいに洗い流し臍の緒を3cmほどに切り揃え保育籠に入れ親犬のゼルダを床下から引っ張り出し玄関の産室に移した.(写真はクエイカージャックの17か月のショーピッチャー)
3回目の出産なので場所が変わっても違和感なくすぐ2頭出産した。
お昼過ぎまでに9頭出産した。
お盆も過ぎ朝晩の気温とともに日中の気温も秋の気配を感じるこの時期の出産は、母犬にとっても出産の世話をする者にとっても楽な気候である。
この盆休み長雨のために遅れていた犬舎掃除と写真撮りに明け暮れた。(写真は、タイガーマスク15か月)
写真はUFO 12か月 メス 現在換毛中
写真はストンジュニア 9か月 オス
10年来花の名前がわからないでいた花も読者の小林様から教えて頂きこの花「男郎花」の咲き乱れる中で犬たちの写真を思う存分撮ることもできた。此花は、別名敗醤(はいしょう)ともいい、花言葉は【野性味】だということも教えていただいた。
生後2カ月になるB胎のオス犬たちも撮れたので紹介する。
King's Woods Black or White 呼称「ブラッキー」
King's Woods Bat Man 呼称「バットマン」
King's Woods Big Ben 呼称「ベン」
2か月を過ぎたのでそろそろ混合ワクチンを接種しなくてはならないが2回も3回もワクチン接種を勧める獣医が多いのには、獣医の金儲け主義の根性が見え隠れする。どうして適正時期に第1回の接種を行っているのに2回目3回目を臆することなく事情のわからない飼い主に押し付けるのか理解できない。
1回目の注射では、効果がないのか?効果のない注射をなぜするのか?と逆に獣医に問い返したい。
(写真は、KIンg’sWoods Zavier おす 5か月 体重34kgと少し太り気味 クエイカージャックの直仔にしては性格がどんくさい。しかし散歩に行くとほかの仔犬たちとはしゃぎまわる。大器晩成型 これまで怒られることもなくのほほんと育っているが意思の疎通は良くでき手のかからない私の好きな性格の犬の1頭である。)
2回3回と接種しないとワクチンの効果がないと思いこんでいる飼い主もいる。
私は、敢えて言う。ワクチン接種は、生後2か月を過ぎてから接種するのであれば1回で充分その役割を果たせる。しかも5種混合で充分である。しかし獣医は、5種では高額の接種代を徴収できないので7種だ8種だと言ってタバコ銭稼ぎをする獣医が多いが現在のように予防医学も徹底し放し飼いや野良犬の少なくなった都市部では、多種類混合のワクチンは必要ないと思う。さらに言うとビールスは時間とともに変異する。人間のインフルエンザと同じでどんなに高価なワクチンを接種しても変異したビールスには、ワクチンが追い付かないのが現状である。
それならば感染性の強いビールスが蔓延した時にそれに対処できるワクチンを単体で接種した方が効果的だと思う。
私は、言う。「ワクチンを2回3回打つ馬鹿1回も打たない馬鹿」と
出産した仔犬は、現在オス5匹メス4匹である。
何とか全員元気で育ってほしい。